苔の美しさは、どこにあるのか
庭に水をうつのは、清々して気持ちが良いものです。
乾燥していた苔が開き始め、赤からグリーンに変わっていく様子を見ていると苔が喜んでいるように感じます。
庭木や草花で短時間に閉じたり、開いたりする様子を見ることができるのは、苔以外にないのではないでしょうか。
庭に水をうつのは、清々して気持ちが良いものです。
乾燥していた苔が開き始め、赤からグリーンに変わっていく様子を見ていると苔が喜んでいるように感じます。
庭木や草花で短時間に閉じたり、開いたりする様子を見ることができるのは、苔以外にないのではないでしょうか。

私がカモジ苔を一番最初に張ったのは新潟県阿賀野市の長谷川邸です。
最初スギ苔の予定でしたが、その時スギ苔がなく、「カモジ苔はいかがでしょうか」という話になり、初めてでしたがカモジ苔を張ってみました。
カモジ苔を張って三カ月目に様子を見に行ったら、すごくグリーンが濃いので見栄えが良いのです。
夏も苔が赤くなりません。
カモジ苔は新潟にあった苔であると思いました。
苔庭といえば、京都の西方寺が有名ですが、西方寺は120種類の苔が育っているそうです。人為的に張ったものではなく、自然の状態で育ったものでしょう。
西方寺では、苔で有名だからスギ苔だろうと思っている方がいますが、スギ苔はほとんどありません。スギ苔は湿度も、光も必要な苔なので、あの薄暗い西方寺にはほとんどスギ苔はないのです。茶庭の家元三千家の庭もそうです。
苔を生産している方は胞子を播いているわけではなく、苔そのものを播いて育てています。約半年から一年位で良い感じになり、二年位の苔が流通しています。
苔を切断したものを苔の種と呼んでいますが、スナ苔のところでも書きましたが、その場所で育てることが一番良いのではないかと思っています。
半年から一年間管理が難しい方は、メンテナンスに苔の種を悪い場所に播いて苔庭を充実させた方が良いと思います。
関東など乾燥の強いところでは、苔を張り上げた時が最高の状態で、だんだん悪くなっていきます。それを抑えるのが播苔法ではないかと思います。
乾燥に強い苔です。
横に伸びる性質があります。
保水する性質の為、案外どこでも育っています。
どちらかというと、半日陰から日陰のところで育ちます。
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