健全な苔の状態を維持してやること
スギゴケは原子体が芽になったり、仮根束から芽が上がったりと次の子供達の苔が上がってくるという苔なので、それが出てこない場合2~3年でスギゴケは全滅することになります。
今現在あるスギゴケの中へ撒き苔をし、スギゴケの芽数を増やしたてやり、次の世代の苔を育ててやる必要があります。
【スギゴケがなぜ乾燥に弱い苔なのか】
それは、スギゴケが水分を受け止めにくい形状である為です。
形状がツルリとしているので水分を保持できない苔なのです。
スギゴケの芽の出方が他の苔が分岐しながら増えるのに対し、スギゴケは単独で1本づつ出てきます。
丈が高くなるので、苔の本数が多くないと倒れてしまいます。
大体このあたりで苔庭がダメになり、この繰り返しで嫌になってくるというパターンではないでしょうか。
一回スギゴケを張れば永く育つと思っている方もいらっしゃいますが、二年ほどでダメになると思ったほうが良いでしょう。
二年目以降をどう育てるかが問題となります。
それは仮根束が3~5年すると出来るので、それまで夏場と冬場に遮光ネットを張り、苔を保護し、撒き苔をして芽数を増やして、健全な苔の状態を維持すれば、仮根束が出来るので、毎年新芽が出てくるので良い状態となります。
